除菌製品に含まれている主成分

コラム

「除菌」と表示されている製品には様々な成分が含まれていますが、主成分として挙げられるのはエチルアルコールやイソプロパノールなどの『アルコール類』と塩素系漂白剤に含まれる『次亜塩素酸ナトリウム』です。農業を営んでいる方の間では『次亜塩素酸水』も有名です。

アルコール類はほとんどの細菌を除菌できますが、ノロウイルスやロタウイルスに代表されるノンエンベロープウイルスには効果が低いとされています。

このようなウイルスには、次亜塩素酸ナトリウムの使用が有効的です。しかし次亜塩素酸ナトリウムは塩素系漂白剤が主成分で直接肌に使用する消毒には不向きと言えます。一方で、次亜塩素酸水は食品添加物としても認可されている成分ですので手指洗浄や食材にも使用できます。(野菜や果物の防カビにも使用されています)

それぞれの用途・目的に合わせて適切に利用することが重要です。

少しの工夫で日常生活に取り入れられる効果的な除菌方法

病気の予防のためには清潔な生活が望ましいです。といっても身の回りにあるもの全てのものを除菌することは実質不可能です。

次に日常に潜む菌やウイルスから身を守るために有効的な除菌方法を紹介します。

手洗い

手指洗浄とも言われるこの行為ですが、手や指についたウイルスは洗い流すだけでも大半の菌が流れていきます。正しい方法で手洗いを行うことでより効果が増します。

<日々の生活の中での手指洗浄>

1.石けんを泡立てながら手のひらどうしをよくこすり合せます

2.両手の甲をこすり洗いします

3.指の間を洗います

4.親指と手のひらをねじり洗いします

5.指先。爪の間を洗います

6.最後に手首を洗います

流水での手洗いを15秒行えばウイルスの数は100分の1に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いした後、流水で15秒すすぐとウイルスの数は1万分の1にまで減らせます。

アルコール消毒

手洗いができない時はアルコール消毒も有効的です。

<アルコール消毒のやり方>

1.充分な量の消毒液を手に取ります

2.手のひらをこすり合わせます

3.手の甲を合わせてすりこみます

4.指先・爪の間にすりこみます

5.指の間にすりこみます

6.親指をねじり合わせてすりこみます

7.手首にすりこみます

アルコール消毒では充分な量の消毒液を意識しましょう。使用量やすりこみが足りないと効果を発揮できません。15秒以上こすり合わせられるほどの量を、指先までまんべんなくこすり合わせることが大切です。

適切な濃度管理も必要です。アルコール成分は60%以上で、可能であれば70%以上95%以下が効果的とされています。これ以上高すぎると逆に効果が落ちることが報告されています。

敏感肌の方は保湿成分が配合されている製品を選ぶとなお良いでしょう。肌にやさしく塗り広げやすいジェルタイプなどの種類も豊富です。ご自身に合ったものを選ぶのが肝要です。

日常生活の中では、手以外にもドアノブ、リモコン、スマホ、テーブルや椅子、洗面台やトイレなどのよく触る場所を除菌することでさらなる感染症予防ができます。菌が多い場所はスプレータイプ、シートタイプなど使用して直接手で触れることなく除菌しましょう。

※厚生労働省監修「正しい手洗い方法」を参考に作成

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